【レシチン】

まだまだ知名度が低い「レシチン」ですが、今後の注目が集まる栄養素です。

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レシチン=私たちの体に必ず含まれている物質


一人のヒトが持つ細胞の数は約60兆億個と言われています。これらの細胞は毎日新しく生まれ、 死に、そして再生され、日々、新陳代謝を繰り返し、約1年をかけて全ての細胞が入れ替わります。 これらの細胞の中には必ず、レシチンが含まれています。レシチンは体内のいたるところで、細胞膜や細胞の核の中にあって、 毎日、新しい細胞を作り、細胞に必要な酸素や栄養分を吸収し、不必要な物質を排泄する役目をしています。レシチンが減ってしまうと、 新しい細胞が作れなかったり、栄養分や酸素が十分に入ってこなかったり、不必要な物質が出て行かないで、細胞の中にたまって、 細胞が不具合を起こしたりします。

動脈効果予防

レシチンは、乳化作用によって、血管の内壁にへばりついたコレステロールを溶けやすくしたり、 細胞の中の老廃物を親油性と親水性の両方のはたらきによって、血液の中に溶かし込んで血行をよくします。 レシチンに含まれる、コリンとイノシトールという2つのビタミンは、 ともにはたらくことで余分な脂肪が血管の内壁や体内に蓄積されるのを防ぎます。

 

▲血管の内壁にへばりついた コレステロールは血流を悪くする

脳の栄養素

レシチンは、体の中でも特に、脳の中に多く存在します。レシチンに含まれるコリンというビタミンは、 脳神経などの神経伝達物質の材料で、脳や神経の働きを健康にします。脳のはたらきをよくして、痴呆を防止することから、 ボケ防止、受験生、頭を使う仕事をしている方には特にオススメします。

◆レシチンって何?

聞きなれない名前で、「何?」と思う方も多いでしょう。しかし、レシチンは私たちの体にとって、とても大切な栄養素のです。

食品では、大豆、豚レバー、卵などに多く含まれます。 一人の人間が持っている細胞の数は、約60兆億個といわれますが、その一つひとつの細胞には必ず「レシチン」が含まれている、必須栄養素です。 

◆天然の「乳化作用」

人間の体は、「水溶性」のものと、「脂溶性」のものとから成り立っていますが、その丁度中間にあるのが、レシチンです。
レシチンには、「親油性」(油になじむ性質)のはたらきと、「親水性」(水になじむ性質)のはたらきの両方の役割を持っています。この二つの役割によって、水と油をを結びつけてクリーム状にすることができます。つまり、レシチンには天然の「乳化作用」の役割があります。

◆ビタミンEとレシチン

レシチンにはビタミンEの吸収を助け、はたらきを高める作用があります。また、ビタミンEはレシチンの酸化を防ぐはたらきもあるので、一緒に摂ることで、相乗効果。それぞれのはたらきが高まります。

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