【ビタミンA】

あまり知られていないビタミンAの解説をしています。

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ビタミンは発見された順にアルファベットの名前がつけられ、その第1号のビタミンが、ビタミンAです。 (発見されたビタミンの中には、後になってビタミンと呼ぶには適さない物質だったり、正しい報告ではないことがわかり、ビタミンからはずされたために、ビタミンは連続しないアルファベット順になっているのです。)ニンジン、かぼちゃと聞いたとき、カロチンという言葉を思い出す方が多いでしょう。 緑黄色野菜にはプロビタミンAであるカロチノイド色素がたくさん含まれています。 プロビタミンAは体内でビタミンAに変わる物質です。このカロチノイドの種類としてカロチンがあるのです。カロチンには

  • α(アルファ)カロチン
  • β(ベータ)カロチン
  • γ(ガンマ)カロチン

があります。中でも、最も注目されているのがベータカロチンです。ビタミンAが2個くっついてベータカロチンを構成しており、体の中で必要なだけバラバラにされて、ビタミンAの効果を発揮します。

肌の潤いはビタミンAから!「肌のビタミン」

ビタミンAはからだのあらゆる部分の上皮細胞を健康に保つのには欠かせない栄養素です。 肌の細胞の新陳代謝を促し、みずみずしく潤いのある肌を保ちます。

免疫力がアップする 「粘膜のビタミン」

肌だけではなく、鼻やのど、胃などの粘膜を健康に保ち、体内の免疫能を維持し、ウィルスなどが外部から進入するのを防ぎます。 そのため、抵抗力を高め、風邪や病気にかかりにくい体作りに役立ちます。ほかにも、消火器の粘膜を健康にして栄養の吸収をよくしたり、 ストレス性の消化器系潰瘍や炎症を防ぐ働きもありっます。目や鼻の粘膜を丈夫にしてくれるので、花粉症などのアレルギーも防いでくれます。

現代人の目はビタミンAを求めている!
「目のビタミン」

 ビタミンAは別名、「目のビタミン」とも言われ、目の健康を保つ役割をしています。目を酷使する仕事をしたり、疲れ目の時には、 普通よりも多くのビタミンAを消耗するので注意が必要。特に、一日中パソコンに向かって仕事をしている人は体がAを求めています。 不足すると、視力が低下したり、暗闇で見えにくくなったりします。作業能率を向上させるためにも、 現代人にとってビタミンAは欠かせない存在です。

◆ビタミンAはベータカロチンで摂る!

ビタミンAを効率的、かつ健康的に摂るなら、断然、βカロチンでの摂取をお勧めします。 ビタミンAは脂溶性ビタミンのため摂りすぎによる過剰症が現れる心配がありますが、 βカロチンなら多量に摂っても体内で必要量だけがビタミンAに変わるので心配は無用!

もちろん、ライフスタイルのβカロチンなら天然素材ニンジン生まれの100%天然素材なので体内での吸収も よく安心して毎日飲んでいただけます。

◆ベータカロチンは若返りの素!? 活性酸素って何?

βカロチン、ビタミンE、ビタミンCは、酸化を抑える作用が強いので、「抗酸化ビタミン」と呼ばれています。
わたちたちの体の中には活性酸素が存在します。呼吸によって体内に取り込まれた酸素は、血液中の赤血球によって全身に運ばれます。
その酸素は食物からとった糖質や脂肪を燃やしてエネルギーを発生させますが、このときに酸素より千倍も一万倍も酸化力の強い「活性酸素」が必ずできます。体内で生じた活性酸素の大半は、水に変化して尿や汗から排泄されますが、数パーセントの割合で水にならずに体内に残ってしまいます。活性酸素には、殺菌・消毒作用があるので、生きていく上で必要なものですが、体内で蓄積された活性酸素は、私たちの体に害ももたらします。体内のたんぱく質や脂肪、遺伝子などを攻撃し、がん・動脈硬化・糖尿病などのいわゆる生活習慣病を引き起こします。シミやシワも活性酸素が関係しています。

◆現代人と活性酸素

また、活性酸素はストレスによっても発生します。たばこの煙も活性酸素の発生原因と言われています。ダイオキシンやディーゼル車の排気ガス、紫外線、放射線、農薬など、ずべて活性酸素の発生源と考えると、まさに現代のわたしたちの生活は活性酸素の発生源に囲まれている、と言えます。

◆救世主、抗酸化ビタミンの登場!

βカロチン、ビタミンE、ビタミンCは、酸化を抑える作用が強いので、「抗酸化ビタミン」と呼ばれています。βカロチンとビタミンE、ビタミンCはそれぞれが役割を分担しています。そして、どれかひとつが消耗すると、別のどれかが力を発揮するというように、互いに協力して活性酸素の消去と戦っています。ですから、どれか1つではなく、3種類のビタミンをすべて摂取することが活性酸素の効率的な消去につながります。

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