【ビタミンC】

美肌を目指す人、喫煙する人にお勧めのビタミンCを解説しています。

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現代人はストレスや、タバコによって体内のビタミンCはどんどん失っています。タバコを一本吸うことによって、50〜100r のビタミンCが失われるといわれています。ビタミンCはストレスに対する抵抗力や、ウィルスから体を守る免疫力を強化する一方で、美肌にも役に立ちます。

美肌を守る

紫外線をうけた皮膚は、メラニン色素がそれを吸収して肌を守ろうとします。紫外線が多いと細胞が活発に働いて、 メラニン色素を大量に作り出します。ビタミンCはこのメラニン色素の生成に関わる酵素の働きをブロックして、 メラニン色素が沈着するのを抑える働きがあります。また、肌を酸化させて、くすみやシワの素になる活性酸素。 ビタミンCは活性酸素の生成も抑えるので、あなたの肌年齢を若く保つお手伝いをします。

抵抗力と肌のハリ

コラーゲンは、細胞と細胞をつなぐたんぱく質でできた繊維。弾力のある肌や、丈夫な骨や歯を作るには欠かせないものです。 このコラーゲンが作られるのにビタミンCが不可欠です。コラーゲンの生成を促して、ハリのある肌をつくったり、 ウィルスが細胞内に進入するのを防いで、体の抵抗力を高め、風邪を引きにくい体をつくります。

免疫力アップ

 ビタミンCはストレスから体を守る役割をしている副腎皮質ホルモンの生成にも欠かせない栄養素です。 ストレスが多い環境ではビタミンCが大量に消費されてしまいます。ストレスがなにかと多いこの社会、 ビタミンCは必須のビタミンです。

※上表は、ビタミンCを多く含む食品(1回量) 単位:mg

◆ビタミンCはEと一緒に

 体内に発生した活性酸素によって細胞が酸化されると、過酸化脂質ができ、細胞をはかいうしたり、異常細胞を形成したりします。ビタミンEは酸化を防ぐ、抗酸化作用のあるビタミンですが、過酸化酸素があまりにも沢山できると、ビタミンEの抗酸化作用も追いつきません。そこで、一緒に摂っていただきたいのが、ビタミンC。CとEは協力しあって細胞膜や脂質の酸化を抑えます。働きすぎで壊れかけたビタミンEは、ビタミンCから電子をもらうことで、再び元通りのビタミンEに戻って元気に働くことができるのです。

「活性酸素」について →コチラ

◆紫外線とメラニン色素

肌の色は、十人十色。日焼けすると、肌が真っ赤にはれ上がってしまう色白な人もいれば、生まれつき肌の色が浅黒い人もいます。この肌の色の違いを決めるのが、メラニン色素なのです。
紫外線を受けた皮膚は、メラニン色素がそれを吸収して肌を守ろうとする働きをします。紫外線が多いと、細胞が活発に働いて、メラニン色素を大量に作り出します。こうしたはたらきによって肌が黒くなるのです。メラニン色素は皮膚の一番下で作られ、通常、28日周期の皮膚の新陳代謝によって表面の角質層まで押し上げられ、徐々にはがれていきます。

◆シミ・ソバカスはなぜできる?

前述の「紫外線とメラニン色素」で、紫外線を受けた皮膚をメラニン色素がガードしていることは、理解いただけたと思います。では、なぜ、シミやソバカスができるのでしょうか。
紫外線を繰り返し浴びたり、ストレスやホルモンのバランスが崩れることが原因で、皮膚の新陳代謝が不活発になり、メラニンがそのまま沈着してしまったのが、シミ・ソバカスです。
ビタミンCはこのメラニン色素の生成に関わる酵素の働きをブロックして、メラニン色素が沈着するのを抑える働きがあります。美白効果を期待するには、一日約1000mgのビタミンCの量が必要とされています。

◆ビタミンCの爆弾“ローズヒップ”

ローズヒップは学名では、Rosa Canina。バラの花が咲き終わり、花弁が散った後にできる実で、ヨーロッパ及び北米が原産国です。
古代ギリシャ・ローマ時代にこの植物が狂犬病に効くと信じられたことから、ラテン語でロサ・カニーナ(犬のバラ)、英語ではドッグローズと呼ばれるようになりました。
 かつて古代ギリシャでは“神の食べ物”として親しまれ、健康にいいものとして利用されていました。第2次世界大戦中には、イギリスやスウェーデン、ノルウェー政府がローズヒップの研究を重ね、その中に驚くべき量のビタミンCが含まれていることを発見しました。

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